文月

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雨続きの7月。文月。

歌うように、手紙を書くように、あなたの名前を呼びたい。

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先生のこと。

眠れないので、少し書きます。

名古屋から総社に来たのは19年前。2000年、平成12年のことだった。

私は詩を書いていたけどまだ詩人ではなかった。書きたい思いだけはあるのに、どのようにして書けば良いかさっぱりわからなかった。というか、まず、夫以外に知ってる人のいないこの地でどう生きていけばよいかわからなかった。話す人もなく毎日一人だった。名古屋に帰りたくて泣いた。

そんなとき、市の広報で、現代詩講座があると知り、飛びつくように申し込んだ。

講座の初日、にこにこしたおじいさんが教室に入ってきた。井奥行彦という人だった。皆が書いてきた詩の原稿にゆっくり目を通し、おもむろに「あんた、この詩の中の神様、と言うんはどんな神様かな?」と言った。そんな質問が来るとは思わなかったから慌てた。なんと答えたか覚えていない。しかも、それからいくつか繰り出された鋭い質問に、何一つまともに答えられなかった気がする。意気消沈して家に帰った。

講座二日目もはかばかしくなかった。他の人の詩がみんな素晴らしく、自分の詩がひどくショボいように感じた。

家に帰って風呂に浸かりながら、詩を見つめる井奥先生の鋭い眼差しを思い出した。ああ、この人は本当の詩人なんだ、と思った。途端に、胸が熱く焼けるような気がした。私は自分が入り口に立っているのを知った。行きたい、この道を。詩を書いて生きたい。もう他のことは考えられなかった。少し湯あたりしていたかもしれない。

最終日、講座が終わると私は、版書を消している先生の方へ突進した。「先生、私は詩をもっと勉強したいのですが」震え声でそう言うと、「ふむ」先生は言った。「火片へいらっしゃい」。

それ以来、私は詩の同人会「火片」の一員となり、書くことが生活や人生の中心になり、もう迷うことはなくなった。仲間がたくさんでき、総社は私の居場所になった。私は詩人になった。

あの日に感じたあの熱い思いは、そのまま、井奥先生の燃える魂だったのだと、今ならわかる。

今日、井奥先生の葬儀に参列してきました。静かなお顔でした。仰ぎ見ながら歩いていた星が流れて落ちていったような気がしています。

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万葉人の世界へ~詩的な小夜会~

26日の「Poetry night~詩的な小夜会~」は「きび工房 結」様の素敵な空間で行われました。私はナンチャッテ万葉コーデで臨みましたが、万葉人の言葉から、現代の私たちにも通じる気持ちを感じとっていただけたようで何よりでした。これも、愉しもうという参加者の皆さまの積極的なお気持ちのお蔭です。心より感謝申し上げます。

これから何ヶ月かごとに、違ったテーマで小夜会を開きたいと思っております。また御案内いたしますので、またおいでくださいね。よろしくお願いいたします。

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「Poetry night~詩的な小夜会」来週の水曜日に開きます。

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来週の水曜日に開催の「Poetry night~詩的な小夜会」の案内状と参加チケットを作りました。

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「poetry night~詩的な小夜会~」のご案内

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ハッとするような美しい言葉。胸に響くフレーズ。私たちのまわりにたくさん存在している「詩」。
この「poetry night~詩的な小夜会」では、詩人・石川が詩的な世界をご案内します。詩の背景を説明したり、ちょっと声に出して読んでみたり。石川の、勝手でお気楽な解釈もお楽しみください。
夜のひとときをご一緒に、詩的に過ごしてみませんか。

第一夜は万葉集を。男女の愛や女の生き方など、自分なりのイメージで楽しんじゃいましょう。

◆とき/6月26日(水) 夜7時より
◆ところ/きび工房「結」(総社市総社2-15-28)
◆参加費/1000円

◇問合せ・申し込み
プロフィールページの「コンタクト」よりお願いします。

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リウマチ・膠原病センター設立30周年パーティにて

私のかかっている病院のリウマチ膠原病センターが今年で創設30周年になる。倉敷で先日その記念パーティーがあり、私は患者会代表?な感じで出席。センターの歴史を語る第一部で登壇し、患者としてのエピソードを語った。
                           
この病院で初めて長期入院したのは2001年。消灯後に隠れて見ていた深夜のニュースで、ツインタワーに飛行機が突っ込む映像を見たこと。
M先生・N先生の口ぐせのマネ。
昨年2月24日に近所の吉野家に行ったら、吉備路マラソンを完走して牛丼を食べているM先生に出くわした話。などなど。
                          
第二部の懇親会でも乾杯やスピーチが続いたが、馴染みの先生や看護師さん、療法士さんもいて全然くだけた雰囲気。病院のパーティーに患者が出ても大丈夫なん?とおそるおそる出席したのに、患者会メンバーはM先生と同じ上座のテーブルだった。患者を人として尊重してくれているんだなぁ、と感激…。
病院の皆様、まだまだお世話になります。よろしくお願いいたします。
                     
ちなみに、帰りに渡された出席者へのお土産がこれ。私が描いたM先生の似顔絵が入った吉備団子!サプライズでしたが、M先生、ニヤニヤと嬉しそうだった。

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注文の多い料理店 序

宮澤賢治『注文の多い料理店 序』を朗読しました。
言葉が美しく、ファンタスティックな内容なので、大好きな一篇です。

「注文の多い料理店 序」
https://www.youtube.com/watch?v=bQ_AIPjHbcI

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春は、あけぼの

朗読したものをYouTubeにUPしています。
「春は、あけぼの」は枕草子『春はあけぼの』を読んだもの。かなり邪道?な読み方です。でもこちらの方が絶対面白い。
で、超訳(石川バージョン)つき。
『枕草子』って現代でのブログだと思うんです。書かれたときは「古典」じゃないでしょ?女の本音を綴った、前衛的なイケイケな内容ですよね。
そんな解釈で書き、読んでみました。よろしければ聴いてみて下さい。
(※4年前に原始的な方法で録音したので、音声が悪いです。すみませんm(_ _)m)

「春は、あけぼの」
https://www.youtube.com/watch?v=AJRFibLDZzc

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思いっきり着遊び♪しました。

「着遊び♪photo日和。」にて。
二日間のイベントが無事終了いたしました。参加してくださった方、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

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足元の花を

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久しぶりに野辺の道を歩く。
草がもこもこ、むくむく、
白詰草は首を綺麗に伸ばして。
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大変な目に遭った人や、事件を起こした人の周りを根掘り葉掘りする番組。それに対する町の人の声とか、不要。なんか縮こまる世の中だ。風邪の咳もぶり返しちゃうよ。
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足元にはこんなに美しい花がある。内から輝いているようだ。しゃがみこんで、ゆっくり眺める。
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